はじめに：迫り来るインフルエンザシーズン、施設経営のピンチをチャンスに変える
介護施設の管理者の皆様、お疲れ様です。毎年この時期が近づくと、「また来たか」とため息をついていませんか？
11月下旬から本格化するインフルエンザの流行は、介護施設にとって経営面でも感染管理面でも最大の課題です。ベッドの清潔保持、職員の手指消毒、定期的な換気—こうした基本対策を徹底しても、なぜか1人目の感染者が出て、その後じわじわと拡大していく。この悔しい現実に直面している施設長様は多いと思います。
実は、その原因は「空気」にあります。目に見えない空気環境こそが、感染拡大の最大の盲点なのです。毎日どんなに清潔管理を頑張っても、空気という目に見えない環境が整備されていなければ、対策は完全ではありません。
本記事では、インフルエンザ流行期に備えるための戦略的な投資について、具体的な経済的損失データを交えながら、根本的な対策をご提案します。それが、私たちが提供する「イオンフレッシュ」という医療用物質生成器です。この装置がどのように皆様の施設を守り、経営を安定させるのかについて、詳しく解説していきます。
クラスター発生時の経済的損失—数字で見る「対策しない場合のリスク」
介護施設においてインフルエンザやコロナウイルスのクラスターが発生すると、どれほどの経済的ダメージが生じるのでしょうか。具体的な数字を見ることで、今から対策を講じることの重要性が明確になります。
厚生労働省のデータから算出した損失額
厚生労働省が公表している「令和4年度介護事業経営概況調査」を基に計算してみます。
通所介護施設の平均的なデータは以下の通りです：
1ヶ月あたりの平均収入：547万2,000円
利用者1人あたりの平均単価（1日）：9,270円
一方、インフルエンザ等の感染症によるクラスター発生時の通所サービス停止期間は、平均6.9日という報告があります。平均的な通所施設では1日あたり約22.7人の利用者がいると想定すると、サービス停止による直接的な収入減は以下のように計算されます：
22.7人 × 9,270円 × 6.9日 = 1,451,960円
つまり、およそ145万円の損失が生じるのです。
この数字は決して過大ではありません。実際に施設運営を行っておられる皆様ならば、この金額の重みが十分にご理解いただけるはずです。1ヶ月の事業所全体の利用料収入が547万円であることを考えると、わずか7日間のサービス停止で、その月の実収入がおよそ4分の1減少することになります。
クラスター発生時の複合的コスト
しかし、損失はこれだけに留まりません。クラスター発生後には、複数のコストが重複して発生し、経営に二次的、三次的なダメージを与えます。
1. 医療費と検査費用の増加
感染拡大を食い止めるため、職員の抗インフルエンザ薬の予防投与にかかる費用が発生します。また、利用者様への検査キット購入費、医師の診察費用が別途加算されます。これは数十万円規模になることもあり、さらに経営を圧迫します。
2. 職員の給与と病休対応
クラスター発生時には、感染した職員はもちろん、接触者に該当する職員も出勤停止となります。それでもサービスを提供する必要があるため、派遣職員の急手配や、既存職員への時間外勤務手当が発生し、固定費が大幅に増加します。
3. 信用リスクと利用者減少
クラスターが発生した施設名は保健所から公表され、メディア報道されることもあります。そうなると、新規利用希望者が激減し、既存利用者の家族からの問い合わせが増加します。「あの施設でクラスターが出た」というイメージ払拭には相当な時間がかかるのが現実です。数ヶ月先、さらには半年先の経営に悪影響を及ぼす可能性も高いのです。
4. 施設内消毒と追加の衛生対策費
クラスター発生後は、専門業者による施設全体の消毒が必要になります。これには通常10万円以上の費用がかかります。また、その間はサービス提供が制限されるため、さらに収入が減少します。
施設長の皆様にぜひ確認していただきたいのですが、貴施設の場合、1回のクラスター発生でいくらの損失になるのか。収入、利用者数、職員数、施設規模を念頭に電卓を叩いてみてください。その数字が、今から対策に投資する価値の根拠になるのです。
従来の対策の限界—「濾過」から「生成」へのパラダイムシフト
多くの施設が実施している従来の感染対策は、実は大きな落とし穴があります。それを理解するには、「濾過」と「生成」という二つの概念の違いを知る必要があります。
従来型空気清浄機の仕組みと限界
一般的な空気清浄機は、フィルターを使用して空気中の浮遊物を「濾過」します。つまり、既に空気中に存在する粒子やウイルスを吸い込んで除去する、いわば「受動的」なアプローチです。
この方式の問題点は、複数あります。
まず、フィルターの近くは効果が期待できますが、施設全体をカバーすることが難しいという点です。特に、空気が滞留しやすい角部屋や、換気が十分でない廊下では、浮遊ウイルスが残存する可能性があります。従来の空気清浄機は一箇所にしか設置できず、施設内の複数の部屋すべてに対応することは現実的ではありません。
次に、フィルターの交換費用と手間が継続的に発生するという点です。定期的な交換を怠るとフィルターの効果が低下し、かえってバクテリアの温床になる可能性さえあります。
さらに、従来の空気清浄機は「既に空気中に浮遊している」粒子を吸い込むだけなので、ウイルスが発散する瞬間から吸い込まれるまでの間に、人間が吸入してしまう可能性があります。これは本質的な対策ではないのです。
イオンフレッシュによる「生成」のアプローチ
これに対し、私たちのイオンフレッシュは、人体に有益な物質を「生成」し、施設全体に広がる「能動的」なシステムです。言い換えれば、防御壁を事前に張り巡らすアプローチなのです。
イオンフレッシュの核となる要素は2つあります：
1. フィトンチッドエキス
檜や楓など、日本に自生する118種類の天然植物資源から、有機溶媒や化学薬剤を一切使用せずに抽出された、森林浴成分を凝縮した水溶液です。この自然由来成分が、施設内に徐々に広がることで、恒常的な防御環境を作り出します。
フィトンチッドは森林浴をした時に感じるあの爽やかさの正体です。山道を歩いた時に感じる、気持ちの良さや呼吸が楽になる感覚は、まさにこのフィトンチッドの効果なのです。それを科学的に抽出し、施設内に散布することで、自然と同じ防御効果を室内で実現するのです。
2. クラス6マイナスイオン
毎秒約130万個のマイナスイオンを放出します。この濃度は、日本電子機械工業会（JAIRA）の国際規格JIS B-9929に基づいて認証登録された高評価の数値です。この規格は、国際的に信頼される基準であり、業界でも最高レベルの評価を意味しています。
マイナスイオンは、フィトンチッドと結合することで、空気中に浮遊する汚染物質や病原体をプラスに帯電させ、それらを人間の体内に吸着しにくくする役割を果たします。つまり、ウイルスが人間に取り付く前に、その性質を変えてしまうのです。
イオンフレッシュの複合的な感染対策効果
イオンフレッシュが単なる空気清浄機ではなく、「医療用物質生成器」として分類される理由は、その複合的な作用メカニズムにあります。複数の効果が同時に、相乗的に働くことで、高い防御力を実現しているのです。
除菌・抗ウイルス作用の科学的根拠
フィトンチッドに含まれる成分は、インフルエンザウイルスや一般的な病原菌の活性を低下させることが知られています。これは単なる理論ではなく、多くの医学的研究によって実証されている事実です。
特に注目すべきは、新型コロナウイルスに関する研究結果です。鳥取大学医学部が実施した試験では、フィトンチッド液を用いたウイルス不活化試験において、新型コロナウイルスの感染価が99.9%減少することが確認されています。この驚異的な数字は、単なる一時的な効果ではなく、フィトンチッドの持続的な抗ウイルス特性を示すものです。
99.9%の減少とは、1000個のウイルスが1個に減少することを意味します。これは実用的レベルの高い効果であり、感染リスク大幅低減に直結するのです。
浮遊汚染物質の沈降効果
イオンフレッシュから放出されるマイナスイオンとフィトンチッドが結合することで、空気中に浮遊する微粒子や病原体が帯電します。帯電した粒子は重力により床や家具に沈降しやすくなるため、呼吸による吸入リスクが大幅に低減します。
つまり、ウイルスが宙を舞っている状態から、床に落ちた状態に変わるのです。床に落ちたウイルスは、通常の清掃で除去できます。このプロセスにより、イオンフレッシュは、フィルター式機器では到達できない施設全体にわたる病原体の抑制と除去を実現するのです。
職員の健康維持と定着率向上への貢献
介護施設の経営において、職員の健康と定着率は収益性に直結する要素です。離職者が多い施設は、常に採用と教育に経営リソースを奪われます。イオンフレッシュへの投資は、この側面でも大きなメリットをもたらします。
睡眠の質向上と疲労回復
ある介護職員の方は、イオンフレッシュ導入前は睡眠が浅く、朝起きた時の疲労感が取れない状態が続いていました。毎晩8時間寝ても、なぜか疲れが取れない。そんな状況が続いていたのです。
導入後、短時間睡眠でも翌朝がスッキリと目覚められるようになり、業務中の集中力が向上したと報告してくださっています。これは単に気持ちの問題ではなく、実際の睡眠の質が改善されたことを示唆しています。
この変化は、フィトンチッドによる自律神経の安定化と、マイナスイオンがもたらす森林浴のようなリラックス効果によるものと考えられます。副交感神経が優位になることで、深い睡眠が得やすくなり、疲労回復が促進されるのです。
職員の睡眠の質が向上することは、業務ミスの減少や利用者様へのサービス品質向上に直結します。疲れた職員は、判断力が低下し、入浴介助などの危険な場面でリスクが高まるのです。
家庭内での感染リスク低減
宮城県の45歳の職員様のご家庭では、保育園で感染症が流行していても、お子さんたちがほとんど感染せず、風邪を引いても軽症で済んでいるとのことです。これは非常に典型的な事例です。
通常、保育園での感染症は、すぐに家庭内に持ち込まれ、親御さんにも感染するというのが一般的なパターンです。しかし、イオンフレッシュのある環境では、この循環が断ち切られるのです。
職員の家庭内感染リスクが低減することは、施設へのウイルス持ち込みリスクを大幅に減らす効果があります。職員さんが「自分が感染しなければ、施設にウイルスを持ち込まない」という単純な図式が成立するため、これ以上に効果的な感染対策はありません。
また、職員本人が「自分の家族も守られている」と感じることで、安心して業務に専念できる心理的環境が整備されるのです。家族が健康でいられるという安心感は、仕事への集中力や満足度にも大きく影響します。
ストレス軽減と職場環境改善
介護業務は身体的・精神的負荷が大きい仕事です。毎日、利用者様のお世話をしながら、常に安全に気を配り、同僚との人間関係も構築しなければなりません。このストレスは、どの施設でも課題となっています。
フィトンチッド成分による自律神経の安定化と、マイナスイオンがもたらす森林浴効果により、ストレスが軽減されるという報告が多数あります。実は、森林浴がストレス軽減に有効であることは、多くの医学的研究でも実証されているのです。
良好な職場環境は、離職率低下と新規職員の定着率向上につながり、長期的には採用育成の負担軽減にもなるのです。年1年2の職員入れ替わりに悩む施設長様の多くの悩みが、実は職場環境の改善で相当な改善が期待できるのです。
利用者様のQOL向上と健康維持
利用者様の生活の質（QOL）維持は、介護施設の根本的な使命です。イオンフレッシュが実現する空気環境の改善は、この使命の達成に大きく貢献します。
喘息とアレルギー症状の改善事例
喘息を持つ利用者様がイオンフレッシュ使用環境で過ごすようになって4年が経過しましたが、一度も喘息発作を起こしていないとのご報告をいただいています。喘息持ちの方であれば、この数字の意味がお分かりになるはずです。年に何度も発作で苦しむ方が、4年間発作がないという状況は、通常ではあり得ません。
また、長年アレルギー性鼻炎に悩まされていた方からは、「不思議な位、鼻が通るようになった」という喜びの声が届いています。これらの改善は、フィトンチッドの持つ抗アレルギー作用が、呼吸器系の健康維持に貢献していることを示しています。
特に介護施設では、高齢利用者様の多くが呼吸器系の既往歴を持っているため、このような効果は極めて実用的です。慢性閉塞性肺疾患（COPD）の方や、喘息の方が増加傾向にあるのが現在の介護施設の実状です。
施設内環境の清潔化と資産価値維持
フィトンチッドの除菌・防カビ作用は、感染対策だけでなく、施設の資産価値維持にも貢献します。
エアコンの直下にイオンフレッシュを設置していた施設では、数年経過した現在も、エアコン内部に一切のカビが発生していないという事例があります。これは、目に見えない施設内部の衛生状態が、継続的に維持されていることを示す実例です。
通常、エアコン内部は湿度が高く、カビが繁殖しやすい環境です。カビが繁殖すると、エアコンからカビの胞子が放出され、利用者様の呼吸器系に悪影響を及ぼします。しかし、フィトンチッドの防カビ作用により、この問題が未然に防止されるのです。
施設の老朽化防止と清潔感の維持は、利用者様や家族様に対する信頼醸成にも直結します。「この施設は本当に清潔に保っているのだな」という信頼感は、口コミや紹介にもつながるのです。
まとめ：11月下旬からの流行期に向けた戦略的投資の重要性
ここまで述べてきた通り、イオンフレッシュへの投資は、単なる「費用」ではなく、施設の持続可能な経営を確保するための「戦略的投資」です。
145万円以上の経済的損失リスク、職員の定着率低下、利用者様の信頼喪失—これらすべてを一度に回避できる対策として、今から準備することの価値は計り知れません。
従来の「濾過型」対策から「生成型」対策へシフトすることで、初めて本質的な感染対策が実現されるのです。それは、科学的根拠と実績に基づいた、真の予防投資なのです。
私たちは、多くの介護施設からご予約をいただいており、受け付けられる枠が限定されているのが現状です。今後、この価格での提供が続くかは未確定な状況です。特に11月下旬の流行期に向けて、今月中の決定が強く推奨されます。
この機会をぜひご活用ください。イオンフレッシュの詳細をまとめた資料（約8分間の動画とパンフレット3枚）を、無料でダウンロードしていただけます。貴施設の経営課題の解決策として、ぜひ一度ご検討ください。
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